書籍レビュー『他人に興味が持てない人の処方箋 人間関係がうまくいく方法』

レビュー

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書籍『他人に興味が持てない人の処方箋 人間関係がうまくいく方法』

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人間関係の距離感を縮めたいのに縮められないという人があなたにいたら、その一助になります。

手に取ったきっかけ

タイトルに「他人に興味が持てない人の処方箋」とあり、他人に興味が持てないことは私が改善したいポイントだったので手に取りました。

おススメしたい皆様とおススメ度合

仲良くなりたい人に対して色々と接しているのに一向に距離感が縮まらない、というかたにおススメします。

タイトルの「他人に興味が持てない」というのは、正確には「他人に興味津々だが、相手がどう感じているかに関心がない(正しく把握できない)」ということだと
本書を読んで認識しました。思い当たる節があるかたは読んでみては如何でしょうか。

所感・感想

こちらで雑談の書籍のレビューをしています。本書はこの雑談の書籍をもう一段概念的にした内容になりますでしょうか。雑談の書籍の方ではテクニック(何をどう実行するか)が書かれていますが、本書では相手を慮る方法が書かれています。

本書は「他人に興味津々だが、相手がどう感じているかに関心がない(正しく把握できない)」人向けであると前述しました。このことが極端に一方的になるとつきまとい行為やストーカー行為を始めてしまうのだろうなと思いました。

本書に「自分の内面に興味をもつこと」「詮索と興味は違うこと」について書かれています。この2点については特に興味を引かれました。他人の内面に興味をもつためにはまず自分の内面を把握する必要がある、一方的に相手を知ろうとすることは詮索である、ということはなるほどその通りだなと思いました。

現在コミュニケーションに思うところがあって、ここまで書いた内容に合致する改善点があるというかたには本書をおススメします。

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本書では「深く人と関わりたい」「自分のことを理解して欲しい」ということを前提に、他人に興味をもつことについて書かれています。私が改善したいことを表現すると同じく「他人に興味が持てない」とはなりますが、私が真に改善したいことはこれらの前提そのものの欲求自体が薄いことです。

こちらでスキゾイド・シゾイドに触れています。本書の内容からは離れてしまいますが、私はスキゾイド・シゾイドの傾向があり、他人に対する関心自体がわきにくいのです。一旦関心がわけば、相手がどう感じているかについては問題を感じたことはありません。

他人に興味がわくよう振る舞ったこともありますが、ダメでした。ストレスがすごいのです。それではスキゾイド・シゾイド傾向に対して改善ではなく、処世術のような対策をしようと思ったのですが、そのような情報や書籍が無いようです。パーソナリティ障害としての情報は散見しますが、治療が必要だと思うほど困ってもいません。

もし「スキゾイド・シゾイド傾向人間の処世術」みたいな情報書籍があれば、教えて頂けますと幸甚です!

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