書籍レビュー『バカになるほど、本を読め!』

レビュー

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書籍『バカになるほど、本を読め!』

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手に取ったきっかけ

書籍『非常識な成功法則』の中で大量に本を読むことが重要とあり、その著者が「本を読むこと」に特化して書いた本にはどのようなことが書いてあるのだろうと気になり、手に取りました。

『非常識な成功法則』の内容についてはこちらのレビューをご参照ください。

おススメしたい皆様とおススメ度合

・これから色々な本を沢山読んで、多くのことを学んでいこうと考えているかた
・キャリア形成に対しての考え方を増やしたいかた

沢山の本を読んで勉強したいと考えているかたには是非、まずは本書を読んで欲しいです。
キャリア形成や今後必要になる人材像についても書かれており、本を読むことを考えていないかたにも一度本書を読んで欲しいと思いました。

所感・感想

本書のテーマは『知的創造』、構成は以下のようになっています。
 1. 本の読み方
 2. 読んだ内容の造詣を深める
 3. 実際に行動する

input–process–output(IPO)モデルみたいだなと思いました。
IPOモデルを意識して本を読み、行動する。

本書ではまず、ものすごい早さで本を読む方法が紹介されています。
最初は「そんなスピードで読めるわけないだろ!」と思いましたが、
あわせて紹介されている「目的意識を持って本を読む」ことについて理解したとき、
なるほどこのスピードで読めるかも知れないと思うようになりました。

私はこれまで本の隅々まで目を通して著者の考えを理解しよう、と本を読んでいましたが、
「自分にとってのこの本を読む目的」を意識して自分のために本を読む、という発想はあまりなかったように思います。
目的意識を持てば上述の速読法も可能だと思いますし、本との向き合い方も変わってくると思います。
そのため、色々な本を読む前にまずこの本を読んで欲しいと思いました。

内容の造詣の深め方の章では読んだ本の内容の理解を深め、本を読むことによるコミュニケーションスキルの向上や、人的ネットワークを構築することについて書かれています。

具体的な内容は実際に目を通して頂ければと思いますが、そこに書かれていた「共通言語」についての内容は個人的に痛感しました。共通言語がないことによるコミュニケーション不全は実際にあったなと。
共通の言語を持つことや内容の理解の深め方、自身の成長などについて本を読むことという視点で書かれており、自分の視点が変わったように感じます。

最後に、実際に行動していこう!という内容で締められています。
初版が2015年ですが2025年現在に実際に起きていることも書かれていて、先見の明もあってすごいなと思いました。

というわけで改めてになりますが、これから沢山の本を読もうと思っているかたには是非おススメします。キャリア形成について思案しているかたにもおススメします。

本書は改訂版も発売されているようです。
そちらを読みたいというかたはこちらからご確認ください

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