書籍レビュー『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』

レビュー

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書籍『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』

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雑談に対する考え方や認識が変わり、人間関係が円滑になります。

手に取ったきっかけ

自分では雑談が不得意とは思ってはいなかったのですが、
それはただの思い込みかも知れない、雑談について正しく把握したいと思い手に取りました。
また、「うまく雑談ができない人」とはどういう人なんだろうという逆の興味もありました。

おススメしたい皆様とおススメ度合

雑談が不得意だと感じているかたにはもちろん、以下のようなかたにもおススメします!
 ・雑談に対して意味がない、時間のムダ、嫌いなどとネガティブな印象を持っているかた
 ・雑談をすることに自信のあるかた
2つ目のおススメの理由は、実はその自信、過信なのでは?と確認ができるという観点からです。

所感・感想

まず、本書を読んで目から鱗が落ちたことがあります。
それは『雑談には目的が存在する』ということです。
目的の内容は本書を読んで頂ければと思いますが、
私はそれまで雑談に目的なんてないと思っていました。なんせ「雑」談ですし。
雑談なんて何となく盛り上がればいいだろうくらいに思っていましたが、考え方が変わりました

本書では雑談のテクニックが種類で分類され、5章立てで説明されています。
とはいえテクニック1つ1つは独立しているため、
体系立てて覚えるということはできないかなと思います。
加えて、それらのテクニック自体も沢山あります。全部を覚えるのは難しいと思います。
まずは自分の気になるところや不得意に感じるところから意識すると良いと思いました。

そして、テクニックを覚えるだけではダメだと実感しました。
実践して、習熟していく必要があります。
私も今後必要に応じて本書を読み直し、復習すると思います。
一般的には良いコミュニケーションと思われていることが
雑談の観点では逆効果
であったりと、こういう意味でも目から鱗が落ちました。

私は打ち合わせの前のアイスブレイクが好きではなく、
雑談をするときは打ち合わせ中に少し脱線して閑話をするのが好きでした。
でも逆に打ち合わせ前のアイスブレイクが好きな人もいるでしょうし、
話の腰を折られる気がして途中の閑話が嫌いな人もいるだろうなと思いました。

つまり、自分では良かれと思って、盛り上がっていると思ってしていた雑談が、
実は相手は嫌がっていた可能性がある

上記の例以外の場面でも、そういった状況はあったのだろうと思いました。

本書を読んで上記のような不幸なことにならないよう、
雑談をすることでお互いの性格や嗜好などをお互いに知り、
このことによりコミュニケーションをより円滑にすることができる
のだと理解できました。
そのため雑談の目的を意識した、効果的な雑談ができるよう努めていこうと思いました。

改めて、雑談って何だろう、何の意味や目的があるのだろうと感じているかたには
本書を是非おススメします!

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